学生の活動から生まれた農業スクールをはじめます|MICRO FARMERS YOUTH

学生が真剣に農に触れてみる

これからの多様な生き方の1つとして「農」に対してリアルな興味を持つ学生も増えてきました。

ですが実際のところ農に触れてみたいと思っても、「そもそも何から始めたらいいのか、誰に聞けばいいのかも分からない」「興味はあるけど農を仕事にするのはやっぱり難しいのかな…」と感じる学生も多いのではないでしょうか。
一方で社会に目をむけると、近年では気候変動にはとどまらず予想にもしなかったようなコロナ禍など、これからも何が起こるか分からない状況は変わりません。
そんな中で、誰かがなにかをしてくれるのを待っていては何もはじまらないとは思いませんか?

農に興味があるなら、まずは畑を耕してみればいい!
野菜を育て、調理・加工もしよう!
うまくいくことも、失敗することも、全部やってみよう!
そして、必要な資金も自分たちで集めてみよう!

このスクールで同世代の仲間と出会い、先輩たちの様々な生き方に触れ、共に汗を流し、感じて学ぶ。それは農業スクールのような、農業ビジネスのような、はたまた学生団体のような。

学生の活動から生まれた農業スクール「MICRO FARMERS YOUTH」に参加して、
学生が農に関わることができる場を一緒につくりませんか?

 

 

MICRO FAMERS YOUTHのはじまり

MICRO FAMERS YOUTHの前身となったのが、昨年の「KOBE アグリ活 2020」

神戸の農漁業者と学生の交流を促進するために神戸市が主催する「KOBE”にさんがろく”PROJECT」の半年間の活動として始まりました。EAT LOCAL KOBEチームには10名の学生が集まり、淡河町野瀬地区をステージとして農業体験を通じて「学生が農業を学ぶ場作り」を一緒に考えました。

集まったメンバーは、農業や食、環境に問題に関心がある、神戸がすき、など多様な学生。とはいえ、学生のほとんどが農業初心者。プロの農家さんのアドバイスのもと自分たちで作付計画を立て、畑の土作りや畝立て・種まきからはじまりました。最初は慣れない作業ばかりで戸惑うことも多く、鍬の動きもぎちこちなかったですが、数を重ねる度に動きもテキパキしてきて農具もさばきも様になって。4ヶ月間野菜を育てた時には見違えるほど頼もしくなりました…!

\\半年間、真剣に農に触れたメンバーからはこんな声が!//

「コロナ禍で家ですごす時間が増える中、のどかな農村で土に触れ、美味しいものを食べる時間は最高の癒しでもありました」
「他のお仕事をやりながら畑をする、など農業においても多様な働き方ができるんだということを学びました」
「いろんな人と関わることができる!農業に興味のある同世代の仲間はもちろん、農家さん、行政の方々、お米マイスターさんなど、普段の大学生生活では出会えない素敵で刺激的な出会いがたくさんありました。」
「農業って楽しい!野菜・畑・自然ってすばらしい!」
「いざ野菜を育てると雑草との戦いなど育てることの難しさを感じました。その経験があるからこそ、お店に並ぶ綺麗な野菜を見ると生産者さんに想いを馳せずに入られません。日々食べられる野菜に感謝しながらいただく。身をもって体験したからこそのことです。」

学生のみんなは、たくさんのことを感じて学んで考えました。

 

この活動は続ける意義がある

私は、これまで大学を休学し1年半自給自足を学んできましたが、より本格的に農業や料理を学びたいと思い、神戸に帰ってきた大学生、久保陽香です。現在は、神戸市北区淡河町で兼業農家を目指すMICRO FARMERS SCHOOLの運営をしたり、中央区北野のFARMSTANDで働いたり、街と農村をつなぐ活動しています。

昨年は縁あって、私も同じ大学生としてアグリ活のサポートをしてきました。そのなかでみんなが真剣に農に向き合う姿、些細な気づきから日々の暮らしを豊かにしていく姿を間近で感じ、感動しました。そして私も共感したのは「自分たちが体験した農の楽しさを同世代のみんなにも知ってほしい!」という声でした。

その想いを実現したい!アグリ活を持続可能な活動にしたい!だから、動きはじめます!

 

こんな農業スクールどうでしょう?

1、座学と実習の両方を行います。実習では、スクール用の畑にて自分の担当の区画をもち、講師のアドバイスのもと野菜の作付計画を行い、畑の畝立てから体験する形になります。スクールでは単発的な農業体験ではなく、春夏秋冬を通じて一年間、気候や野菜の育ち方を体験して年間の流れを掴むことを大切にしています。

2、育てた作物を調理・加工、広報、販売するといった一連の流れを実践します。そのため栽培だけではなく、加工品・保存食づくりのレクチャー、ファーマーズマーケットの出店体験や、商品プロモーション講座、ローカルエコノミーの話など、農を軸に様々な学びの機会も設けます。

3、”学生のための、学生による”ということ。何をやるにしても主体は学生。このスクールで必要な資金も、学生版CSAにて集めることにしました!
CSAとは近年アメリカの西海岸で広がった考え方で、コミュニティー・サポーテッド・アグリカルチャー(CSA)の略です。その名の通り「地域が支える農業」という考え方で、消費者が、農家の作付けシーズン前に先払いで費用を負担をすることにより、農家は作付けに十分な先行投資ができ計画的に生産を行えるようになります。(CSAに関して、詳しくはこちらをご覧ください。「EAT LOCAL KOBE CSA・ファームシェアはじめます。」

学生版 CSAでは、クラウドファンディングを介して、学生さんを応援してくれる方に代金を前払いしてもらうことで、スクールの資金に当てます。クラウドファンディングの内容をみんなで考えたいので、活動開始後にお知らせさせてください。

「自分達のスクールは自分達の色をもって作り上げていく!」そんなやる気をもった学生さん達に出会えたらなあと思います!

〈年間スケジュール〉

・これからのはなし、春・夏野菜のレクチャー/作業(5/2
・みんなの作業日(5/23)
・病害虫・肥料のレクチャー/作業
(5/30)
・草引き・害虫退治作業/CSAのお話(6/20)
・CSAの計画(拡散方法、活動報告計画をたてる)/作業(6/27)
・夏合宿(CSAの計画、農作業、まちづくりの話)(7/10-11)
・みんなの作業日(7/18)
・ローカルエコノミーのはなし/作業
(7/25)
・実際に作付計画を立ててみる/作業(8/8)
・夏野菜の加工実習8/22
・耕運機のレクチャー、土作り、畝たて9/5
・秋冬野菜のレクチャー/種まき9/19
・CSA中間振り返り・マーケットのはなし/作業(10/3)
・大豆の収穫(10/17)
・出荷調整の練習!CSA発送&マーケット出店準備11/14
・収穫/CSA発送(11/28)
マーケット出店12/11)
・加工の実習1/9
・CSA発送2(1/23)
・自分たちで野菜を加工してみよう!WS(2/20)
・振り返り/畑の片付け(3/20)

その他、4月にはプレスクールとしての活動日や、夏ごろには合宿なども計画中です。

注:開催日について、開催前日程についてはすべて予定日となります。都合により開講日は変更になる場合があります。

〈1日の流れ〉

9:00三宮発ー9:45淡河本町北着(神姫バス)
淡河コミュニティバス(淡河本町北ーFARM HOUSE
10:00-12:00:座学
12:00-13:30 昼ごはんとお昼寝
13:30-15:30:畑での作業
15:51 野瀬発ー16:01吉尾着(ハ多ー淡河バス)
16:13吉尾インター発ー16:51 三宮着(神姫バス)

遅くなるときもあります。その場合はこちら。
16:46 野瀬発ー16:56吉尾着(ハ多ー淡河バス)
17:01吉尾インター発ー17:39三宮着(神姫バス)


座学の会場となる野瀬地区の古民家(FARM HOUSE)

 

募集概要

期間:2021年4月から翌年3月までの1年間
年間20回、基本的に毎月第1・第3日曜日の開催 (イレギュラーな日程もあります)
参加者希望の方は、以下のフォームに住所、氏名、電話番号、学校・学部 、志望動機 (500-800字) を記入の上、事務局まで申し込みください。

ー受講料ー
1年コース40,000円
(支払いの負担を少しでも減らせるよう、前期2万円、後期2万円の分割払いに対応します。)

ー受講料に含まれるものー
レクチャー受講料、畑の利用料、種代、苗代、肥料代

ー受講料に含まれないものー
交通費、お昼ご飯(収穫野菜でみんなで作ることも?!)

ー貸し出し可能な物ー
くわ、鎌、ジョレン、三角ホー、ショベル、移植ゴテ、灌水道具、管理機などの農具

 

学生による学生のためのQ&A!

Q,大学との両立は出来ますか?
A,出来ます!実際に畑に行って活動するのは月に2回ほど(基本日曜日)。事前に活動日の出欠確認があるのでバイトも調整出来ました。学業の合間のリフレッシュにぴったりだと思います◎ 

Q,農業の知識が全く無いのですが大丈夫ですか?
A,農作業の経験があるメンバーもいましたが、ほとんどのメンバーが農業の知識ゼロからのスタートでした。でも分からないことは何でも「畑の大先輩方」が教えてくださいます!「知りたい」「学びたい」という積極的な気持ちがあれば大丈夫です♪

Q,お金はかかりますか…?
A,活動に参加する時に交通費が必要です。上記のバスだと、往復1960円です。(三宮ー淡河北本町北:片道670円、コミュニティバス300円、三宮ー吉尾インター:片道620円、吉尾ー野瀬:片道370円)
あとはMy長靴・軍手を買ったりも♪

Q,服装はどんな感じですか?
A,農作業の時は長袖・長ズボン(夏~秋は特に蜂や日光が危険なので黒の服は避ける)、長靴または汚れてもいい靴、帽子、軍手が基本です!畑にはぬかるみや水たまりもあるので個人的には長靴がおススメです◎わざわざこのために服を買わなくても、中高時代のジャージやお兄ちゃんの部活着など、みんな持ってる服で思い思いにコーディネートしてました♪

Q,野菜は収穫して持って帰れますか?
A,丹精込めてお世話をすればたくさん野菜が収穫できるので、収穫期になるとたくさん持って帰っていました!逆にメンバーだけで持って帰れないぐらいたくさん獲れたのでお世話になった方々におすそ分けしていました。自分たちで育てた野菜の味は格別なので一人でも多くの人にその美味しさを知ってもらいたいです!

Q,スクール開講日以外に畑にいくことはできますか?
A,はい!できます!むしろ作物を栽培するには、日々のこまめな水やりや草ひき、害虫対策、作物の様子を見にいくことはとても大切な仕事です。ですので、休みの日に畑に来て作業することも、興味のある友人を連れてきて一緒に作業することもできますよ♪

Q,学生じゃないと参加できませんか?
A,学生を中心としていますが、25歳以下の方でしたら受講していただけます。(※社会人は数名に限定)また26歳以上の方には、兼業農家を目指すMICROFARMERSSCHOOLもおすすめしています!

地元の飲食店さんに野菜をおすそ分けしました!

 

申し込みについて

以下の申し込みフォームよりお申し込みください。

https://forms.gle/9apVzsskRKuCiam68

 

 

運営陣の紹介

森本聖子 (メイン講師)
淡河在住農家、農家歴10年。昨年より、社会人向けMICRO FARMERS SCHOOLのメイン講師としても活動中。

久保陽香 (事務局)
淡河に移住し、FARMERS MARKETやFARMSTANDにも関わりながら、農でまちと農村を繋ぐ活動中。スクールの事務局も担当。

小泉亜由美 (メンター)
一般社団法人KOBE FARMERS MARKET理事・EAT LOCAL KOBE FARMERS MARKET事務局、FARMSTAND店主。

EAT LOCAL KOBE  FARMERS MARKET
FARMSTAND
MICRO  FARMERS SCHOOL
にさんがろくPJ

 

メイン講師・森本聖子よりメッセージ

近年頻繁に起こる様々な気象や社会、生活環境の変化に伴い、ほんの少し前と比べて幅広い年齢層の人達が「食」や「農」「暮らし」に対してより深く関心が深まりつつあります。

私自身、新規就農し現在農業を生業としながら、今ここにいたるまでどのようなルーツがあったのだろうと思い返す時、そこには社会に出てから経験したことも多々ありますが、やはり若い頃に体験した「農」にかなり影響を受けていると感じています。

幼少期に体験した苺狩りや芋掘り、ブドウ狩りや田植え体験。都会育ちであった私にとってはどれも非日常的で、まるで動物園や水族館へ行くようなわくわく感を得ていた気がしますし、土と触れること、作物と触れること、採れたての作物がいかに新鮮で美味しいかということ。幼いながらも存分に味わったと思います。

これらのような1度きりの体験でも、得るものはとても大きいでしょう。

だけど今となっては、そこがどの場所だったのか?それらの美味しい作物が収穫に至るまでどれほど長い時間と労力をかけ、育ててきた人は誰だったのか?どんな環境を経て育ったものなのか?そこに至るまでの肝心なストーリーは、残念ながらあまり覚えていません。

そこからより一歩深く「農」や「食」に関わる体験をしようと思った時、次の段階として必要なのは、「どこかの農村に一定期間関わる」ことだと思います。

関わる、というのは、四季を通してその場所の土に触れ、水に触れ、そこに生きる虫や鳥や動物を知り、その土地に長く暮らす人たちの暮らしを実際に見て、話を聞くこと。山の木々の色の変化、空気が引き締まったり緩和されたりする様子を、目や肌や鼻で感じること。

今回、学生に向けてのこのスクールでは、スクール畑として共同に管理する区間と、一部に各々が管理する区画を設け、そこは「自分の畑」として責任を持って1年間管理して頂きます。

ただただ部分的な「農」の体験をするのではなく、実際に栽培したい作物を自分で決めたり、種や苗を選んだり、それらを育てるために必要となる畑作り、作物の成長過程で必要な野菜の管理を学びつつ、「農」に伴う「農村での暮らしや人々」に触れる機会も作っていきたいと思います。 

そのため、参加を希望頂く皆さんには1年を通して可能な限り足しげく畑へ通って作物をしっかり育て、お手伝いをしながら、畑の周りに広がる農村や山の景色をしっかり見て、感じていただきたいです。そうすることで、「見える」こと「得る」ことがたくさんあるはずです。

将来、農業を生業とするのか、農をサポートする仕事をするのか、食に関わる仕事をするのか、はたまた全く別の職種に就くのか。結果はどれでも良いのです。1度、しっかり農に関わった経験があれば、おそらくまたどこかで思い返すことがあり、暮らしが少し良い方向に向かうのではないかと思っています。どんなに都会に住んでいようとも、どんなに最先端な仕事をしていようとも、毎日生きるために口にして自らの体に得るものはだいたい農村から生まれているのですから。

なにごとも、ルーツを知るというのは大切なことですし、そこには無駄なことはありません。

1年を通し農に触れながら、これからの生き方のヒントを見つけ、見極め、自らの将来に是非活かしていただけたらと思います

 

アグリ活の様子

みんな土地を耕し、畝を立てた。

タネを買いに行った。

こまめに雑草を引くことも大切。獲れたての野菜は本当においしい!野菜販売のための出荷調整作業の練習も行った。合宿では、晩ご飯のための野菜を収穫した。農家三宅ゆき江さんより料理を教わった。合宿の夜ごはんは、収穫した野菜を料理してみんなでいただいた。三宅ゆき江さんによる加工のレクチャー、柚子大根づくりを教わった。地域の農家さんの畑見学では芋掘り体験を行った。