若者のための畑塾、新メンバー募集中!| MICRO FARMERS YOUTH

MICRO FARMERS YOUTHとは

神戸市北区淡河町の農村で、若者が春夏秋冬を通じて作物を育てながら、ここで出会った仲間とともに、絆と学びを深めていく、そんな畑の私塾です。
 (注釈:塾とは元来「門の両脇に設けられた部屋」の意で、その小部屋で家族や近しい人々に向けた学びの場であったことから、私的な教育の場をさすようになった)

前年まで田んぼとして使われていた土地を耕し、プロの農家さんにも学びながら、農薬を使わず手作りの有機肥料を使って四季折々の野菜を栽培します。
お昼ごはんには、収穫した野菜でお味噌汁をつくったり、冬には育てた大豆で味噌作りなども行います。

また2023年には、YOUTHメンバーから「やりたい!」という声も多かった、お米づくりに挑戦!
そのほか、地域イベントに出店などの地域活動を行ったり、集まったメンバーで自分たちが目指したいコト・やりたいコトを決め、SNSを運用した広報活動なども行います。

 

ここは、若者が学び合い、つくりあげる畑塾。

将来、YOUTHのみんなが農業を仕事にするかどうかは、わかりません。
ですが、10代20代の頃から農村に通い、同世代の仲間と出会い、自分たちで畑を管理していく。ここでたくさんの人と関わり、様々な農との関わり方、そして多様な生き方に触れる。

そんな経験は、みんなの人生に大きな種をまくことになるのではないでしょうか。

「YOUTHが第三の居場所になった」
「今まで当たり前だと思っていたことがそうじゃないって気づいた。日々の暮らしの見え方が変わった」
「将来の新たな方向性がきまった」

今までYOUTHに通ったみんなからは、そんな声が溢れています。

開講に至る背景などは、こちら
日々の活動の様子はこちらより、ご覧ください!

 

座学の会場となる野瀬地区の古民家。実習畑から徒歩2分圏内に位置しています。

  

2023年春からの新メンバーを募集します!

YOUTHに通うみんなは、違う大学・学部に通い、農業初心者がほとんどです。

はじめて農業に挑戦してみて、雑草の勢いに圧倒される時もあれば、予想以上の害虫との戦いに心折れそうになる時もありました。
それでも失敗から多くを学び、生命を育てる喜びを共有し、笑顔で励まし合いながら畑に来るみんなは、とても輝いていました。

YOUTHで大切にしているのは、単に野菜を上手に育てることではありません。
体験を通じて自ら学ぶ力を養うこと、そしてここで共感できる仲間を作り、YOUTHがみんなにとっての第三の居場所となることです。

ここにいたらほっと安心したり癒される、だからこそ挑戦できる。仲間と喜びを分かち合い、大変なことも共に乗り越えてきたことは、これからの人生にとって大きな意味をもつのではないでしょうか。

2021年5月より、大学生を対象として開講したYOUTHですが、2年間の活動を続けていくなかで、社会人になっても活動を続けたいという卒業生の声がありました。
そこで2023年春からは、対象年齢を【18歳〜20代の若者】と広げることに決定しました!

 

〈年間スケジュール〉

4月2日 土づくりと有機肥料づくり
4月16日 共同畝の畝立て、種まき
4月30日 苗の買い出し、苗の定植
5月14日 お米づくりスタート!田んぼの畦づくり
5月28日 みんなで田植え
6月11日 田ぐるまで草取りスタート
6月25日 畑作業と、田んぼの草取り
7月8-9日 夏合宿
(7月末〜8月初旬は、テスト期間の大学も多いため、各々のタイミングで畑作業に来てもらってかまいません)
8月20日 夏野菜の収穫・片付け/お米の出穂予定
8月27日 秋冬野菜の勉強、畝作り
9月10日 秋冬野菜の播種・定植
9月24日 お米の稲刈り、天日干し
10月8日 (みんなの畑作業)
10月22日 お米の脱穀
11月5日 (みんなの畑作業)
11月19日 お米の籾すり
12月10日 大豆の収穫・小豆の選別
12月24日 大豆脱穀
1月21日 育てた大豆で、味噌づくり
2月4日 米の籾摺り
2月18日 育てたお米で、羽釜ごはん
3月3日 自家小豆とお米でおはぎづくり
3月17日 修了式
注:開催日について、開催前日程についてはすべて予定日となります。都合により開講日は変更になる場合があります。

〈1日の流れ〉

9:00三宮発ー9:29吉尾インター着(神姫バス)
10:00-12:00:座学
12:00-13:30 昼ごはんとお昼寝
13:30-15:30:畑作業
15:30-16:00:ケハレの掃除
16:13吉尾インター発ー16:51 三宮着(神姫バス)

遅くなるときもあります。その場合はこちら ↓
16:46 野瀬発ー16:56吉尾着(ハ多ー淡河バス)
17:01吉尾インター発ー17:39三宮着(神姫バス)

 

〈募集概要〉

ー期間・対象ー

期間:2023年4月から翌年3月までの1年間(全20回)
※基本的には、一年間の受講を前提をしております

対象年齢:18歳〜20代の若者

 

ー受講料ー

・学生40,000円(44,000円税込)
(支払いの負担を少しでも減らせるよう、前期22,000円、後期22,000円の分割払いに対応します)

・社会人50,000円(55,000円税込)

・おためし単発体験 3,000円(3,300円税込)/回

 

ー受講料に含まれるものー

レクチャー受講料、畑の利用料、共同畝の種代、苗代、肥料代

 

ー受講料に含まれないものー

交通費、共同畝以外の種代、お昼ご飯(収穫野菜でみんなで作ることも!)

 

ー貸し出し可能な物ー

くわ、鎌、ジョレン、三角ホー、ショベル、移植ゴテ、灌水道具、管理機などの農具

 

ー申込み方法ー

参加者希望の方は、以下のフォームに住所、氏名、電話番号、学校・学部 、志望動機 (500-800字) を記入の上申し込みください。
▶申込みフォーム:https://forms.gle/9apVzsskRKuCiam68

 

活動の様子

春・夏

農業のはじまりは、土作りから。いい土のために、有機肥料づくりからスタート!
淡河町の農家・森本聖子さんから、野菜づくりの基本について学びます。
種と苗選びに、ホームセンターへ出発!「夏には何が食べたいかな〜」「お花あったら、畑が可愛くかな!」と、妄想が広がります
夏野菜の栽培には、支柱が必要。支柱に使う竹も、自分たちで切り出しにいきます!
草引きは、夏の一番大変で大切なこと。地道な作業ですが、みんなでやればたのしくなる!達成感もあって、クセになります。
お互いに学びを共有しながら、野菜づくり。YOUTH畑では、いつもおしゃべりの声と笑い声が溢れています。 「ここでは心が開いて、普段大学では話せないような悩みも自然と話してしまうんです」と、YOUTHちゃん。
やったー!夏野菜がたくさん採れました!
毎年恒例の夏合宿。育てた野菜で、みんなでごはんづくり! 「この一年どんなYOUTHにしていきたいか?」YOUTHのこれからを考えるミーティングも、盛り上がりました。
大人のMICRO FARMERS SCHOOLの見学も行いました。めっちゃ勉強になる…!
育てたトゥルシーで、自家製ハーブシロップづくりに挑戦!
ケハレの縁側で、ひと呼吸。こんな時間が幸せ〜

 

秋・冬

イベント盛りだくさんの秋!淡河町のイベント夏の夜市やぐるっと淡河、ぶるっと淡河などにも、出店させていただきました。育てた野菜を使ってお野菜スタンプのポストカードづくりを行いました。子供から大人までたくさんのお友達ができました!
お昼ごはんに、薪をつかった炊飯にも挑戦!炊きたての羽釜ごはんは、それだけでもう美味しくってほっぺがおちました…。羽釜炊飯の腕がどんどん上がっていっているYOUTHちゃん!
収穫した野菜でお味噌汁づくりも!
みんなでごはんのお供を持ち寄って、まるで羽釜ごはんパーティー!

大人のMICRO FARMERS SCHOOLのスクール生のみなさんにも、羽釜ごはんとお味噌汁をふるまいました。

みんなで育てた大豆を、脱穀・選別して、味噌づくり!
育てた小豆で、あんこを炊いて、どら焼きづくり♪
一緒に、農に触れてみませんか?