伝統食はオーガニックそのもの! – FARM to FORK 2019 トークセッションレポートvol.6 –
2019年11月9日(土)〜10日(日)の2日間に渡り開催した、EAT LOCAL KOBE な文化祭 「FARM to FORK / 食都神戸DAY」で行ったトークセッションの内容をレポート!
第6弾は、ライフスタイルとしてのオー ガニックと伝統食の共通点について、農福連携や農業の6次産業化コンサルタント、有機 JAS 認定員など様々な立場でオーガニックを推進する福井佑実子さん(株式会社プラスリジョン)か らお話を伺いました。
日本と世界で違いがある「オーガニック」の捉え方。オーガニックと聞くと、日本では食べ物をイメー ジしがちですが、世界ではライフスタイル全体を指す言葉だそうです。伝統食とオーガニックの共通点は「食材を無駄にせず全て使う」という姿勢で、食べるものが豊富でなかった時代から知恵として受け継がれた伝統食と、食の多様化が 進み便利になったことで希薄になった畑と食卓の繋がりをもう一度繋ごうとするオーガニックなライフスタイルは、とても似ているのだと教えてくれました。伝統食やオーガニックを暮らしに自然体 で取り入れられたら、神戸の新しい食の在り方が少しずつ見えてきそうです。