MICRO FARMERS SCHOOL 『園芸療法 講座 ~植物の力を借りて私たちにできること~』

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MICRO FARMERS SCHOOL
園芸療法講座(全6回)
~植物の力を借りて私たちにできること~

園芸療法とは、入院や通院生活を強いられている病気や障害をもつ患者さんたちが、より心地良い時間を過ごせるように、花を一緒に育てるなど植物を活用した治療的取り組みのこと。
植物が小さな種から生長し、花を咲かせ、実ができて、枯れてはまた種に戻っていく過程を共に味わうプロセスは、小さな子供からお年寄りまで、幅広い年代の方たちの心に優しく寄り添います。そして、自らが緑や花を育て喜びを生み出すことが出来たという実感は、自分自身の自信や再生に繋がるのはもちろん、周囲の人たちにも伝わり、温かな実りをもたらすことができます。
そんな園芸療法を通じて、”植物の力を借りて私たちに出来ること”が何なのか?一緒に探してみませんか?
『修了生の会』も生まれていて、卒業してからもスクールのコミュニティと関わり、学びを深めることができます。

講座の流れ
10:00~11:30 実習
(園芸療法の実技を一緒に実践、実演する時間)
11:30~12:30 座学
(園芸療法の講義、意見交換する時間)

①4月19日
実習 押し花づくり・種蒔き・株分け
座学 園芸療法~植物の癒しの力~   受講生の皆さんの自己紹介
②5月17日
実習 定植・春蒔きした苗のポット上げ・挿し木
座学 園芸療法~ 精神科病院の事例より~
③6月21日
実習 挿し木の定植・ポット苗鉢増し・香り袋づくり
座学 園芸療法~高齢者の事例より~

〜なつやすみ〜

④9月27日
実習 ハーブの花束づくり・秋蒔きした苗のポット上げ・挿し木
座学 園芸療法を行うために整えていきたいこと
⑤10月18日
実習 野菜の種蒔きと株分け・ぼかし肥料の作り方
座学 自然に倣った園芸や農業そして食育・食養へ
⑥11月15日
実習 押し花の作品づくり・種取り・ハーブオイルの作り方
座学 ランチ会&発表会 (終了2時半ごろ)
※最終回は、持ち寄りランチ会と、受講生の皆さんがこれから植物を使ってどのような活動につなげていきたいかを披露して頂く発表会を予定しています。

以上の内容を予定していますが、みなさんの関心と手元にご用意出来る植物の状態によって、内容を若干変更したり前後させる可能性もあります。ご理解ください。

〇定員12名
〇受講料(全6回分):27,000円(税込)+材料費3,500円(材料費は初回にいただきます)

◯持ち物・服装:動きやすく汚れてもいい服装、タオル2枚、水筒、汚れてもいいマイバッグ、おやつ(必要であれば)など、毎回LINEグループにてお知らせ

◯お申し込み方法:コチラより、お申し込みください。
https://farmstand-delivery.stores.jp/items/69a407e09a02855f6164f339

講師からのメッセージ
ふぁーむ&がーでんヒフミ 村田靖子

2023年の春からスタートした園芸療法講座も今年で4期目となります。

この講座では、実習の時間に植物の育て方と植物の愉しみ方を体験して頂き、座学の時間に病院や福祉施設における園芸療法の臨床例をご紹介しながら、植物の癒しの力を体感して頂く流れとしています。

これまでの3年の間に受講して下さったメンバーには、看護師さん、介護士さん、保健士さん、保育士さん、学校の先生、臨床心理士さんなどが多くみられました。医療や学校などの臨床現場で対人援助のお仕事をされていて、植物の力を借りてより良い支援のあり方を学びたいと参加して下さいました。また、平坦ではない人生や子育ての中で植物に癒された経験があり、自分のためにももう少し深く学んでみたいと受講して下さった皆さん。仕事や家庭が一段落して、あともう少し社会に貢献できるような活動はないものかと踏み出して下さった皆さん。

座学の最後に、その日の振り返りもかねて受講生の皆さんから感想やご意見を頂くのですが、経験豊富な方々から出てくるお話はとても有意義で、受講生同士の仲も深まり、互いに助言し合ったり、労わったり合ったり、そんな場面がみられることもこの講座をやってよかったなあと思う瞬間です。

受講後に頂いた感想
「種まきから始まり押し花、挿し木、株分、定植、肥料作り 育てたハーブを使った料理やハーブオイル等の作り方 全て習った事が無い内容で毎回学びがあり楽しかったです。」

「実際に園芸療法を行った症例の紹介、医療現場だけでなくさまざまな施設で精神的だけでなく身体的にも効果があることが学べました。」

「もし植物が枯れてしまっても、何度でもいつからでもやり直せる始められる。そのことを植物を通じて経験することで、生活や人生に生かすことができること。」

受講後も引き続き学ぶ場が欲しいと修了生の皆さんから声を頂き「修了生の会」も作りました。28名ほどが加わって下さっています。年に数回、集い、学び、交流を深める場を設けたいと思っています。昨年は、神戸市垂水区の訪問介護事業所「まごころ日和」さんで施設実習を行いました。利用者さんと事業所スタッフの皆さんと一緒に汗を流して畑を整備し野菜を植えつけたり、手作りのレイズドベットや園芸道具を寄贈して喜んで頂きました。今年は、講座2期修了生で神戸市兵庫区の築100年の古民家オーナー「あいこやさん」宅で、お庭の植栽のお手伝いと、あいこさんがこれまでの3年間、子ども食堂などの地域活動をされてきた経験を伺いながら交流を深める予定です。

このように、修了生の中から先進的な活動をされているメンバーも出てきましたので、講座受講後も多面的に様々な学び合いや経験を積み重ねていくことのできる仕組みが整いつつあり嬉しく感じます。

さて、この講座の母体がファーマーズマーケット「EATLOCALKOBE」であることと、また私が現在、有機農業を営む夫と「ふぁーむ&がーでんヒフミ」という農園を運営していることから、農業や健康な野菜をいただく食の大切さについても講座の後半に触れています。

園芸療法はともすると、精神面や心理面にアプローチする療法だと思われがちですが、心身一体である私たち人は、身体の健康をも配慮する必要があると考えるからです。病気を予防するような食事を手作りする大切さ、和食の奥深さなど、皆さんと美味しい旬のものを頂きながら健康に活動を続けていく術を今年度も探っていきたいと思います。

素敵な方々とお会いできることを今年も楽しみにしています。