10月の想い出「MORISさんと無花果づくしの会」

🍂この10月の想い出🌾
阪急六甲駅近くのMORISさんにて、いちじくを中心にした秋の食いしんぼうさんの会を一緒に開いていただきました。

秋晴れの祝日、ぐっと気温が下がり、いちじくの収穫量が心配でしたが、気温が下がったことでゆっくり成長した果実は小ぶりながらも濃い味わいで、ぶじに必要なだけいただくことができました。

いちじくは北区のOne’s Fig Farmさんから。オーガニックの認証を視野に入れた栽培されています。いちじくは古くから不老不死の果実といわれたり、万能な薬といわれるほど栄養価が高く、様々なストーリーを持っている人気の果物。ひとや環境の健康に寄与したいと栽培を始められたそうです。

さて、午前や午後に分かれ集まってくださったみなさんには、MORIS・森脇今日子さんのいろんな工夫や心遣いに溢れたお料理をお楽しみいただきました。もちろん食材は神戸産。

まずは、新生姜たっぷりのウェルカムドリンクでお出迎え。ソーダ割りかお湯割りから選べます。
色とりどりのガラスのグラスは、長く大切に使われているもの。手に馴染み、口当たりもいい。MORISでは作家さんの器や気の利いた調理道具、そしてアートの販売もされているので、作品を実際に使ってみたり、眺めてみたりしながら、自分の暮らしに合うものを丁寧に見つけることができます。

さあ、ひとしきりおしゃべりしたら、いちじく食べ比べの最初のお皿。小ぶりの食パンにバターと3種のいちじく(バローネ、ドリーミースイート、コハク)が色鮮やかに。

つぎのお皿には、湯がいた落花生と一度蒸してから揚げたサツマイモ。うーん、秋!そして、ほんの少しの日本酒が隠し味のいちじくの白和え。

そして生ハムの塩気がたまらない、いちじくの揚げ春巻き。生ハムといちじくだけとは思えない味わいに、みなさんびっくり。

 

揚げもののあとにはサッパリと。暑さが和らぎ元気を取り戻したきゅうりをメインに、新生姜やみょうがの和えもの。味つけは、梅干しも人気のヘルシーママさんからいただナチュラルな梅酢のみ。たっぷりとかけます。梅酢は消化を助け、疲労回復の助けになり、夏の疲れがでる秋にはぴったり。そこにいちじくを添えて。

  

デザートにはノアールという黒いちじくを使い、薄い薄い生地で軽い食感のタルトに。アーモンドクリームもバランスよく多すぎず、一番濃い味わいの黒いちじくもぴったりでした。しあわせ♪

 

最後にはFARMSTANDから運びこんだ、野菜やハチミツなどの販売会。いちじくは容器を持参していただき、ひとつから選んでもらいます。
お尻に甘い果汁がたまるので、こうして玉子ゲースに逆さまに入れるのはオススメ!甘さが全体に行き渡ります。それに仕切りも兼ねていて、傷みにくいですね。

MORISさんでは、素敵な先生方を招いた料理やお菓子の教室をされていて、今日子さんはそんな先生方のご紹介やエッセンスも散りばめながら、会を進められていました。
飾らない今日子さんの人柄やお話は、六甲山から吹き下ろす風に似た爽やかさ。そして食いしんぼうさんらしく、美味しい秋を満喫できる時間を作ってくださいました。今回一緒に新しい会を開くことができ、本当に楽しかったです。

またなにか一緒に、食いしんぼうさんのための時間を作れたらいいなと思っています。今日子さん、いかがでしょうか?

各地からご参加いただいたみなさん、いちじくをご用意いただいたOne’s Fig Farmさん、大活躍の今日子さん、一緒に神戸を味わってくださり本当にありがとうございました!

 

目の前が八幡神社さんということもあり、秋祭りのだんじりが賑やかに何度も通っていましたよ。