【公開中】ショートフィルム: KOBE URBAN FARMING

URBAN FARMING とは?

小さな市民運動から始まり、今や世界的な注目を集めている URBAN FARMING(アーバンファーミング)。簡単にいえば、街で野菜や植物を育てることです。自然が少ない都市における、子供達の食育の「教室」や、食糧を供給する「農場」、町の人々が交流する「公園」のような役割を果たしています。人口が減少傾向にある日本においては、空き地の「有効活用」や「防災」、「防犯」にもつながると期待がされているのです。

神戸の URBAN FARMINGの新芽

これは決して新しいことではありません。神戸でも昔から家のベランダや、お庭で野菜を育てている方はたくさんいたのではないでしょうか?しかし、今回着目したのは近年、若い人たちが新たに土にタネをまき出しているということです。今回のショートフィルムは、まさに神戸の中で活動するいわば「新芽」のような新しい取り組みです。

4つの畑、10人のアーバンファーマー

新たに取り組み出しているのは、料理人や主婦、建築家、活動家、研究家など、職業は様々。
日々の仕事の合間や休日に、街に住みながら、土を触り、植物を育てているのです。しかし、街で農業をすることは、ただ食糧生産を行うことではないことが制作を通して見えてきます。

街中がみどりになる日をめざして

当たり前ですが、自ら育てた野菜は大切に食べますし、なぜか美味しく感じます。美味しい食は笑顔をもたらし、心の余裕をも生みだします。心の余裕は家族や周りの人への小さな心づかいや、優しさにつながっていくでしょう。アーバンファーミングは、防犯や防災、環境問題へのアプローチという側面もありますが、本質的な価値は、忙しい都市生活者にとって、心の余裕を創造する、そんな取り組みでもあるのかもしれません。もしそうであれば。もし都市のみどりの増加と、都市生活者の心の余裕の増加が比例するのであれば。街にみどりを増やすことは、人々の生活や街の住み心地を考える上で、重要なテーマになってくるのかもしれません。

なぜ、生産者を応援する Eat Local Kobe が URBAN FARMING をおすすめするのか?

余談ですが、「URBAN FARMINGを行うと、生産者の売上は減るのでは?」と疑問に思われる方もいたのではないでしょうか。しかし、実際はそうではないようです。フィルム中では、神戸市北区の生産者、森本聖子さんがお話をされていますが、生産者の減少と高齢化はますます進んでいます。つまり、”Eat Local” を推進する上で食糧生産が追いつかないというのです。売上が減るほど人々が食料を自ら生産できたらすごいことですが、それはまだまだ先のようです。もう一つ付け加えると、食べ物を育てることは簡単なように見えて、難しいです。そのためこれまでの取り組みからわかることは、たくさんの方が始めても、続く方は少ないということです。それでも自らの手を動かし作ることで、作ることの面白さや喜び、大変さを体感することが、その後の野菜の選び方や食に対しての考え方に変化があるのではないかという思いから、続けることを目的にせず URBAN FARMING をおすすめしています。

KOBE URBAN FARMING

映像はこちらよりご覧ください。

 

その他の URBAN FARMING 情報

世界のアーバンファーム インタビュー企画
ー 神戸での実践に向けて、世界の先端を走るアーバンファーマーより様々なヒントを頂きました ー

第1回; RON FINELY(アメリカ);車道と歩道の間の空き地を畑にしたギャングスタ。一度逮捕されそうになりながらも、逆にそれを合法化。

第2回; INCREDIBLE EDIBLE TODMORDEN (イギリス);町中に野菜や果物、ハーブを栽培。誰でも無料で自由にとっていい仕組みに。

第3回; AGRIPOLIS (フランス);世界最大の屋上菜園を運営。世界の人口の50%以上が密集する都市への食糧供給と環境問題にアプローチ。

KOBE URBAN FARM TOUR 

ー 神戸の URBAN FARM 合計4箇所を、これから始められたい!と考えている方とツアーを実施しました ー
KOBE URBAN FARM TOUR 開催レポート