【募集終了しました】MICRO FARMERS SCHOOLから生まれた新しいコース 『園芸療法 講座 ~植物の力を借りて私たちにできること~』
神戸市北区淡河町の山あいにある古民家「farmhouse ケハレ」を拠点に、2020年9月より開講したMICRO FARMERS SCHOOL。このスクールでは四季を通じて、地元に根ざした農家から様々なことを学びます。
兼業農家を目指す人や、農に関心のある若者や、農的暮らしを取り入れたい人などが集いますが、さらに”植物と人とのつながり”に関心のある人にも向けて新しくコースを開設しました。
今回新しく誕生したのは、近年注目が高まっている園芸療法について学ぶ『園芸療法 講座 ~ 植物の力を借りて私たちにできること ~』全8回です。
農家であり植物心理療法士でもある、村田 靖子さんならではの視点と願いが込められたコースを、私達も楽しみにしています。
園芸療法とは、病院や通院生活を強いられている病気や障害をもつ患者さんたちが、より心地良い時間を過ごせるように、植物を一緒に育てたり植物を利用したりする治療的取り組みのこと。
植物が小さな種から生長し、花を咲かせ、実を実らせ、枯れてまた種に戻っていく過程をともに味わうプロセスは、小さな子供から、お年寄りまで、幅広い年代の方たちに喜ばれます。
そして、自らが緑や花を育て喜びを生み出すことが出来たという実感は、自分自身の自信や再生に繋がるのはもちろん、周囲の人たちにもその喜びは伝わり、実りをもたらすことができます。
そんな園芸療法を学ぶことを通じて、”植物の力を借りて私たちに出来ること”をゆっくりと見つめてみませんか?
今回、講師を担当していただくのは、北区農家「ふぁーむ&がーでんヒフミ」村田靖子さん。ご主人とともに、農薬・化成肥料に頼らず、手作りの植物性の堆肥とぼかし肥料を使って、多品種の野菜やハーブ、果物などを栽培されています。
この講座では、植物心理療法士でもある靖子さんから、これまで臨床現場で患者さんと体験した出来事や園芸療法の効果をご紹介しながら、植物のもつセラピュティックな力についての講義や、園芸実習を行います。
実習では、春の種まきから始まり苗の育て方、定植、手入れの仕方、そして、梅雨の季節の挿し木、秋や冬に欠かせない株分けや土作りの方法など、花や野菜を育て増やしながら庭を創り出す園芸技術を共有していただきます。
また、育てた花やハーブを使った利用方法もご紹介。園芸作業や畑作業には不向きな方も、押し花やちょっとした手仕事に参加して頂きながら、植物のもつ美しさや躍動感を一緒に味わって頂けるスクールです。
靖子さんより、プログラムの詳細や込められた想いが綴られた大切なメッセージをいただいています。こちらから必ずご覧ください。
◯およそのスケジュール
10時頃 現地集合/園芸作業や季節ごとの手しごと
12時頃 お昼ごはん(各自持参)
13時頃 テーマにそってお話会/その日の振り返りと交流
15時頃解散
◯年間スケジュール(全8回)
4月16日 春の種まきと苗づくり 園芸療法/植物の癒しの力について
5月14日 長く花を咲かせるためのコツと手入れ/子どもから高齢者までを対象とした園芸療法
6月25日 宿根草を増やすための挿し木づくり/ハーブをもっと身近に利用するために知っておきたいこと
9月10日 秋の種まきと苗づくり/園芸療法で取り入れやすい野菜と取り扱いに注意の必要な植物
10月22日 冬を迎える前にしておきたい庭の準備/アメリカと日本の園芸療法の現場から倣う
11月19日 フラワーケーキとタッジーマッジー/園芸療法におけるセラピストの役割と道具
2月18日 園芸療法を補うもの:丈夫な心身を育むための食生活/園芸療法の年間プログラムの立て方
3月3日 まとめ/参加者の皆さんの今後の園芸療法に向けて
○場所:神戸市北区淡河町野瀬
※開催場所の詳細、連絡先などは、参加決定後お知らせします。
往路:神姫バス・三宮駅発9:00乗車→淡河近辺着9:30頃下車(送迎可能)
復路:神姫バス・淡河近辺バス停発15:00頃乗車→三宮駅着15:30頃下車(送迎可能)
※プログラムによって終了時間は多少前後する場合があります。
○料金:参加費(全8回) 32,000円(35,200円 税込)
※お休みされても返金はありません。
○募集人数:8人程度
○持ち物・服装:昼食 動きやすく汚れてもいい服装 着替え 靴下 長靴 帽子 タオル2枚 水筒 汚れてもいいマイバッグ おやつ(必要であれば)など、毎回お知らせ
○お申し込み方法:こちらより、お申し込みください。
※バス停までの送迎の有無、またはマイカーを、備考欄にご記載ください。
※駐車スペースには限りがあります。
*手指消毒、マスク着用など新型コロナウイルス感染症対策を行いつつ実施します。
主催:有限会社Lusie